こんにちは。おはぎです。お越しいただきありがとうございます。
このブログでは、家作りに役立つ情報やよもやま話をお届けします。
メッセージの結果はいかに
前回の記事でドキドキしながらMeglieに掲載されている積水ハウスの方にメッセージを送った続きです。
メッセージを送った営業担当の方(仮名:櫻井さん)から、非常に丁寧かつ温かいご返信が返ってきました!
家作りについての情報を織り交ぜたメッセージの最後に、こちらが希望すればすぐにでも打ち合わせの時間を作っていただけるとのこと。
メッセージを読んで、意気揚々と「商談開始」ボタンを押しました。
(商談開始ボタンとは:Meglie上で営業担当の方と具体的な相談を始めたいときにクリックするボタンです。「商談開始」まではこちらの個人情報は営業の方に一切伝わらない仕組みになっています)
このお方、実はものすごく大きな拠点の店長さんなんです。社内受賞歴多数の優秀な方で、もう絶対忙しいハズなのに、ど庶民のおはぎにすぐに対応していただけるなんてテンション爆上がりするじゃないですか!
写真よりイケメンやないかーい
ありがたいことにメッセージのやり取りをした数日後に、近くの住宅展示場で打ち合わせの時間をセッティングしていただきました。
プロフィール写真を見る限りは落ち着いたおじさま(?)の風格で、おはぎより年上の印象だったのですが、お会いしてびっくり。櫻井翔似のさわやかイケメンがそこにいました。
・・・プロフィール写真って普通は盛るものじゃないの?逆に下げてくるってどういうこと!?見た目で評価されたくないってことでしょうか。イケメンならではの悩みってヤツなんでしょうか。
あふれ出る、只者ではない感
さらに営業さんは、そんなお顔の造形すら吹き飛ばすほどの勢いで只者じゃないオーラを放っていました。ホスピタリティの塊のような柔らかな物腰と、スキのない所作。決して押しつけがましくないけれど、信頼感の高まるトーク。スーツの完璧な身だしなみ。こんな人と打ち合わせするなんて…き、緊張するやないかい!
住宅展示場でいろいろな方にお会いしてきましたが、こんな営業担当の方は会ったことないです。まじで半端ない。彼のような方が私たち庶民の家作りに付き合って会社から怒られないのでしょうか。心配です。
薄っぺらい人間性がバレてまうわ。ヒアリング型営業スタイル
ひとしきりモデルルームを回って、商談スペースに入ったときのこと。営業さんに、「幸せなマイホームの条件とは」と書かれた紙を手渡されました。(文面はうろ覚えです)
いわゆる「マンダラチャート」というヤツです。会社のワークショップなどでたまに見かけますね。真ん中に「幸せなマイホームの条件とは」と書かれていて、その周りがマスのように区切られて、思いつくことを書き込めるようになっています。
これで家づくりに対しての思考を深める&共有するということですか…。夫と私、それぞれで書くようにご案内いただきました。
しかし、改めて聞かれるとどう答えたら良いのか悩みます。
「こういうインテリアがいいなー」とか、「間取りにランドリースペースほしい」とかは言えても、根本を問われると答えられない、思考に芯のないおはぎ。
とにかく「すっきり」「掃除を楽にしたい」「散らからない」「色数を抑えたい」
「絶対に掃除を楽に」(何回掃除のこと言うの)ということを書き殴って営業さんに苦笑いされました。
奥様は散らからないというのがキーワードですね
あはは…。家族みんなずぼらなので家が散らかってるんですよ
晒す必要のない恥をさらす始末です。
家作りの希望を夫と比較して、見えてきたもの
対して、夫の方はソツなく対応できるスキルを持ち合わせていて、朗らかに営業さん(仮)とのトークを楽しんでいる様子。夫の希望は「セキュリティ」「拡張性・リフォーム」「駅からの距離」「部屋数 4LDKは欲しい」「リビングを広くしたい」「防音。大音量でNetflix見たりゲームしたい」…とかでした。
見比べてみると、案外思っていることは違うものですね。これから話を具体化するときには意見のすり合わせが必要になるのでしょう。この辺りを「見える化」していただけたことだけでも大きな収穫でした。
ご要望としては、お二方とも建物に関することが多いんですね
え?家を建てる条件を考えるときに、建物…以外にも考えることってあるんですか
そうですね、主に建物と土地に分けられます。ご主人様の挙げられている、駅からの距離、セキュリティといったポイント以外はすべて建物のことなので、現在土地に関しては全くご不満が無いということの現れなのでしょうね
た、たしかに…。
今のところ駅から近いマンションに住んでいて、手狭ではあるものの立地としては非常に便利です。なおかつマンションの設備のセキュリティサービスが契約されているので、セキュリティで悩んだこともありません。
戸建てにした場合は、立地やセキュリティについては今より条件が悪くなるはずです。考えてみれば当然のことですが、マイホームを建てたとしても家に対しての希望すべてが叶うわけではありません。
恥ずかしいことに、私はそのことに全く意識が向いていませんでした。ステキな家さえ建てればシアワセ…みたいな、脳内お花畑状態です。家を建てたい気持ちが先走って視野が狭くなっていたのでしょう。
営業さんとの打ち合わせは自分がこれまで意識していなかったことがクリアになっていく時間もであり、営業提案というよりは思考の整理のようでもあり、カウンセリングのようでもあり不思議な体験でした。